2025年7月30日 製品・サービス

「Seagull-LC Stagia 施設予約システム」三鷹市コミセン様対談インタビュー

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三鷹市コミュニティ・センター(以下コミセン)では、ワイイーシーソリューションズ(以下YEC)がご提供している「Seagull-LC Stagia 施設予約システム」を活用し、DX化への取り組みを進めています。

今回は、三鷹市井の頭コミセンの新藤事務局長、三鷹市連雀コミセンの古張主任、株式会社まちづくり三鷹の山下様と弊社メンバーで、システム導入について振り返りながら対談形式のインタビューを実施しました。

本記事は、三鷹市コミセンのご関係者の皆様からの声をまとめたものです。
対談インタビュー全文は、事例紹介のページからご覧ください。

「Seagull-LC Stagia 施設予約システム」三鷹市コミセン様対談インタビュー
三鷹市コミセンインタビュー1
プロフィール

三鷹市 井の頭地区住民協議会 事務局長 新藤様(写真右)
2023年4月から井の頭コミセンの事務局長を務めている。元三鷹市役所職員で、情報システム部門が長く、コミセン全体のDX化に向け尽力している。

三鷹市 連雀地区住民協議会 主任 古張様(写真中央)
三鷹市コミセンの中で最も部屋数の多い連雀コミセンで職員を務めている。

㈱まちづくり三鷹 経営事業部 デジタル推進グループ 山下様(写真左)
三鷹市の第三セクターであるまちづくり三鷹に勤務。本プロジェクトでは各ステークホルダーの調整役として参画し、コミセン全体のDX推進に取り組んでいる。

※住民協議会は、各コミセンの管理運営を担う指定管理者
三鷹市コミセンにおける施設予約システム導入の経緯

導入前の課題

窓口受付による利用者の負担や職員の手間

三鷹市のコミセンでは、施設予約システムの導入前は窓口で紙による受付をしていたため、市民の皆様にはご来館いただく手間がありました。朝10時の開館前から並ばれる方もいて、時間的に余裕がある市民の方しか並べず、働く世代の方が利用しにくい状況でした。 申し込み開始日に大雨や雪となった場合でも窓口に直接申し込みに来ないといけない点も課題でした。

バラバラなルールを一気に見直し

三鷹市内には7か所のコミセンがあり、それぞれが独自ルールで運営されていました。各コミセン設立の段階から住民により自主的に運営してきたため、7か所それぞれが地域の特性に沿ったルールに基づいて運営されるようになり、課題になっていました。
2023年度の概ね秋口ぐらいまでに大枠は調整できたのですが、それでも折り合わないところは残っている状況でした。

さらに施設予約システムの導入と並行して、コミセンのホームページリニューアルや事務局のパソコン環境整備という2つのプロジェクトも同時進行しており、すべて短期間で検討を進める必要がありました。

システム業者選定

一緒にやっていくパートナーとしてYECが望ましいと思った

業者選定の中で、YECは三鷹市からの質問に最も的確に答えていました。事前に施設の運用をきちんと調べて、プレゼンに臨んでいただいているんだろうなというのが第一印象です。

機能面に関しては他の業者さんとほぼ遜色ない状態でしたが、最終的には「一緒にやっていくパートナーとしてどちらが望ましいか」というところが決定ポイントになりました。

YECとの関係性

YECは色々質問しても大丈夫という雰囲気

YECには本当によく対応してもらっていると思います。こんな距離感でいられる会社はそう多くないです。

NECグループということもあり堅い会社なのかと思っていましたが、打ち合わせを通して割とフランクな感じの会社という印象を受け、色々質問しても大丈夫かなという雰囲気を感じました。

できないだろうな…を実現してくれたのがありがたかった

大体のパッケージシステムは「あれはできません」「これはできません」と言われることがとても多いので、多分ダメだろうな…と思いながらYECの担当者に「ダメ元で言ってみるんですけど」と聞いてみると、あっさり「あ、それできますよ」と言われる場面がいくつかあり、非常に助かりました。
例えば、サイネージで閉鎖情報を出す改修や、各館で異なる閉館時間への対応など、できないだろうと思っていたことが実現できたことがありがたかったです。

システム導入後の効果

10時が平和になった

システム導入前、連雀コミセンでは市役所側に「10時30分までは電話しないでほしい」と言っていたほど開館直後は窓口が大変混雑していました。案内板を設置し、職員が列の整理も行っていました。それがなくなっただけでもずいぶん違います。

4月1日に様子を見に行き、順番待ちの看板が窓口の端に追いやられていたのを見たときは感動しました。

若い世代の利用が増加

システム導入後、連雀コミセンでは今まで利用してこなかった30~40代くらいの若い世代の方のご利用が増えています。2025年3月頃に利用者登録の受付を開始してから現在(取材当時2025年5月16日時点)までに、15~20ほどの団体が新規でご登録されています。
地域性があるので他の館でも一律同じようにはいかないと思いますが、恐らく何年かすると各館これまでと違う層の人も使うようになっていると思います。

市民が使うシステムはスマホがメイン

利用者様の9割がスマホから操作しています。実際に利用者説明会へいらっしゃる利用者さんが操作しているのも、ほぼスマホです。
市民の人に使ってもらうサービスのメインはパソコンからスマホ、もしくはタブレット向けに変えていかなきゃいけない時代になりましたね。

YECの評価

相談レベルからお付き合いできるパートナー

YECは、運用等が内部でまとまってないようなところも一緒に考えて進んでいただける心強さがあるので、そういったパートナーを求める団体にはお勧めできます。 どうしようかなという相談レベルからお付き合いできたら良いと思います。
三鷹市コミセンとしては、とにかく相談に乗ります、一緒に取り組みます、という姿勢が本当にありがたかったです。

左からYEC西澤、平野、まちづくり三鷹 山下様、連雀コミセン 古張様、井の頭コミセン 新藤様

お忙しい中、貴重なお話をいただきましてありがとうございました

※ 取材日            2025年5月16日
※ 文中に記載されている数値など情報は、いずれも取材時点のものです。

本対談インタビューの全文は、導入事例のページからご確認いただけます。システム導入や運用の見直しをご検討されている方は是非ご覧ください。

\ 三鷹市コミセン様 × ワイイーシーソリューションズ /

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