
父の日
先月6月16日は父の日でした。ふと思い立って父のお墓参りへ。普段は命日付近かお盆なのですけれど、こういうお祝いの日に行ってみるのもいいかなと。
父は僕が29歳の時に、ジョギング中の交通事故で亡くなりました。朝元気だった父が夜には冷たくなっているのは、とても信じられない光景でした。お酒が大好きで、ただ酔っても饒舌になるわけでもなく、静かに楽しそうにゆっくり呑んでました。
僕もお酒は好きなのですが、気づけば自分も同じような呑み方をしています。父は日本酒がいちばん好きで利き酒大会にも出たことがあるほど。さすがに僕はそこまでではないですが(笑)。
この日は日曜でしたし、僕と同じ考えの人もいて混んでいたりするかな、と思いましたが、そんなことは全くなくガラガラでした。将棋の手は読めてもこういった読みは外れます。まあ、父とゆっくり話せたのでよかったです。
じつはこの数日前に順位戦という棋戦で手痛い負けを喫していました。けっこう落ち込んでいたので、父にすがる気持ちもあったかもしれません。何かの本に、墓参りは亡くなった人のためでなく、行く人のためにある、とありました。たしかに悩みがあるときに、行こうかなと思うことも多いので、結局は自分都合なのかもしれません。
帰り途中のお店で父も好きだったからとお酒を頂きました。これも呑みたかっただけではあります。
写真はこの日の景色です。良く晴れている暑い日でした。また来年かお盆か、行き詰った時に行くのだと思います。

詰将棋シリーズ 第1回(問題と回答)
最後に詰将棋を出題します。
まず前回(詰将棋シリーズ第1回)の回答です。
前回の問題 回答:▲3三桂△同金▲2二金打まで3手詰


【解説】初手▲3三桂が急所の一手。
△同金と取らせて2二への守りを消して詰みの基本である頭金までとなります。
詰将棋シリーズ 第2回
第2回の詰将棋を出題です。3手詰です。ヒントは「玉は下段に落とせ」回答は来月に。
