アルコールチェックの義務化の内容
一定台数以上の自動車の使用者は、 自動車の使用の本拠 (事務所等) ごとに、 自動車の安全な運転に必要な業務を行う者として 安全運転管理者の選任を行わなければなりません。幼稚園バスやスクールバスも対象となるケースがあります。
1.対象事業者
この規制は、営業用の緑ナンバー車両だけでなく、業務に使用されるすべての白ナンバー車両が対象となります。
- 法人事業者
会社や団体が所有する白ナンバーの社用車 - 個人事業者
個人事業主が所有する白ナンバーの社用車
2.義務化の対象となる条件
以下のどちらかに該当した場合、義務化の対象となります。
- 乗車定員が 11 人以上の 自動車1台以上
- その他の自動車 5 台以上
※自動 2 輪車 (原付を除く) は 1 台 0.5 として計算
3.義務内容
- 運転前と運転後のアルコールチェック
運転者は業務開始前および終了後にアルコール検査を受ける必要があります。 - アルコール検知器の使用
アルコール検知器を設置し、運転者が検査を受けることが求められます。 - 目視確認
アルコール検知器が設置されていない場合でも、運行管理者が運転者の状態を目視で確認し、異常がないかをチェックする必要があります。 - 記録の保存
アルコール検査の結果は記録し、1年間保存することが求められます。これにより、後日確認や提出が求められた場合に対応できます。
4.管理者の義務
- 運行管理者の配置
適切な運行管理者を配置し、アルコールチェックの実施を監督・管理する責任があります。 - 教育と研修
運転者に対して定期的な教育や研修を実施し、飲酒運転の危険性やアルコールチェックの重要性を周知徹底することが求められます。
アルコール検知器の種類や特長、選ぶ時のポイント
アルコール検知器を選ぶ際には、使用目的や環境、予算、精度、使いやすさ、保守管理などを考慮して適切な製品を選ぶことが重要です。
1.種類と特長
燃料電池式アルコール検知器
精度が高く、信頼性が高いため、業務用としてよく使われます。長寿命で、繰り返し使用に適していますが、価格が高めです。
半導体式アルコール検知器
比較的安価で手軽でコストパフォーマンスに優れていますが、精度が燃料電池式に比べて低く、環境条件によっては誤差が出やすいです。
2.選ぶ時のポイント
使用目的と環境
業務用で頻繁に使用する場合は、精度と耐久性の高い燃料電池式がおすすめです。一方、個人使用や簡易チェックには半導体式でも十分です。
予算
初期費用とランニングコストを考慮して、予算に合った機器を選ぶことが重要です。
精度
測定精度が高い機器を選ぶことで、より信頼性のある結果を得ることができます。
使いやすさ
操作が簡単で、結果が迅速に表示される機器を選ぶことで、日常のチェックがスムーズに行えます。
保守管理
センサーは定期的な校正やメンテナンスが必要です。
機種によりますが、センサーの寿命は1年~2年となるので、継続的に検知器の購入ができるなど、サポート体制が整ったメーカーの製品を選ぶことが望ましいです。
低コストで運用可能!アルコールチェック4つの特長
(株)ワイイーシーソリューションズが販売するアルコールチェッカーXENSE-83BTWは、品質とコストパフォーマンスの両方が優れています。
1.安心の品質保証
J-BAC(アルコール検知器協議会)認定品のため、安心してご利用いただけます。

2.低コストで導入・運用可能!
アルコールチェッカーのセンサー部分は交換式なので、本体を交換する必要はありません!
5年間の利用で他社に比べて約50%以上もメンテナンス費用が抑えられます。(当社調べ)

3.選べる検知方式
検知精度が高い「ストロー式」と本体に直接息を吹きかける「吹きかけ式」のどちらでも利用可能です。
ストロー式では市販のストローをお使いいただけるので、経済面・衛生面ともに優しい製品です。

4.専用アプリでデータの記録が可能!
スマートフォンやタブレット端末などと接続し、専用アプリケーションを利用することによって、取得データの保存や傾向分析などが可能となります。

さいごに
幼稚園の通園バスの運転手に対するアルコールチェックの実施は、飲酒運転の防止や運転手の意識向上、事故のリスク軽減に大きな効果があります。保護者の信頼を得るためにも、幼稚園や保育施設はアルコールチェックを徹底し、安心・安全な通園環境を提供することが求められます。
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